診療案内|大櫛歯科 矯正歯科医院

お口にかかわる癖

「くせ」で咬み合わせが変わる?〜お口の中をチェックしてみましょう〜

口の働きについては、咀嚼(そしゃく・ものをかみ砕く)、嚥下(えんげ・飲み込む)、発音などのほかにも、いろいろな役割があることが知られています。
例えば、咬み合わせは口の働きだけに止まらず、体のいろいろな部分に関わりを持っています。咬み合わせが悪い(不正咬合)と、うまく咬めなかったり、唇が閉じにくくなるため口が開いたままになったり、姿勢が悪くなったり、体のバランスが崩れたりすることがあります。この咬み合わせが悪くなる原因に、普段の何気ない癖や習慣が関係していることがあります。

☆指しゃぶりは出っ歯の原因!?

小さなお子様がよくしている指しゃぶり。
成長の途中であるお子様にはささいなことが不正咬合の原因になることがあります。
指しゃぶりは2歳位の、ほぼ半数のお子さんに見られる癖です。
離乳期を過ぎていつまでも指しゃぶりの習慣が残っていると、出っ歯になったり上下の前歯がかみ合わなくなったりする(開咬)ことがあります。放っておくと、舌を前に出す癖がついたり、発音が不明瞭になったりすることも少なくありません。

☆呼吸の仕方で咬み合わせが変わる!?

いつも口を開けていることはありませんか?
ちゃんと口を閉じて、鼻で呼吸をしていますか?
慢性の鼻炎や花粉症、アデノイド、へんとう炎などがあると、鼻で息をすることがむずかしくなり、口で呼吸するようになります。
長 期にわたってしまうと、いつも口をあけている習慣や、口で呼吸する場合の姿勢の関係から、前歯が前に出てきたり、上下の前歯が咬み合わなくなったりするの で注意が必要なのです。また咬み合わせのほかにも、口の中が乾燥して歯ぐきが腫れやすくなったり、唾液の作用が得られないため、前歯にだけ虫歯ができたり することもあります。

☆舌の動きに注意

いつも舌を前歯の間にはさんでいるくせがあったり、食べものを飲み込むときに舌を前に出したりするくせはありませんか?
これは乳児型嚥下(えんげ)といい、本来乳歯(子供の歯)が生えてくる時期に消失する癖なのですが、大人になっても残っている人もいます。
舌のくせは、普段わかりにくいものですが、上下の前歯が咬み合わなくなったり発音が不明瞭になったりすることもあるので要注意です。

☆姿勢は悪くないですか?

姿勢の悪さは、咬み合わせや顎の成長発育に悪影響を与える可能性があります。
長時間ほおづえをつくといったささいなことでも、顔や顎の成長に悪影響をおよぼすことがありますので、注意してください。

お口の癖がある方には筋機能訓練が必要な場合があります。
気になる方はご相談ください。

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